ニュータウンを囲む千里緑地と数多くある公園

ニュータウンを囲む千里緑地

千里ニュータウンの開発前から千里丘陵に広がる豊かな自然を保存したのが千里緑地。千里ニュータウンの外周を取り囲む長さは約4kmにおよびます。アカマツの雑木林やモウソウチクの竹林、たくさんの小池があります。豊かで貴重な自然環境のなかには、草木や昆虫、野鳥なども生息しているため自然観察に最適。千里第4緑地では大阪府の準絶滅危惧種に指定されているヒメボタルを見ることができます。

駅から徒歩2分のところにある千里東町公園

千里中央駅の東側に広がる公園。駅前とは思えないほど木々が生い茂り、豊かな自然があふれる憩いの場です。小高い丘のような地形の公園内には、木々の間を抜ける階段が数多くあり、竹林の遊歩道はお散歩スポットとしても人気。南西側に竹林に囲まれた長谷池があり、毎年6月頃に咲くハナショウブやアジサイが訪れる人々の目を楽しませてくれます。北側に草地の広場、東側に3面の有料テニスコートがあります。

住　所：豊中市新千里東町2丁目

千里ニュータウンで最も大きい千里北公園

のびのびと遊べる広い原っぱが魅力的な千里北公園は、千里ニュータウン最大の総合公園。阪急北千里駅から徒歩約9分です。園内にはカラフルなブランコ・すべり台・鉄棒などがある遊具広場もあり、休日になると多くの家族連れが訪れます。冬は蓮間池にカルガモなどの水鳥たちがやってくるのも楽しみ。自然を感じながらお弁当を食べたり遊んだりできる市民の憩いの場です。園内にそびえ立つ高さ約17メートルの時計塔「銀の鳥」が、鳥の声で1日5回の時刻を知らせてくれます。

住　所：吹田市藤白台5丁目1番

展望台がある千里中央公園

千里中央駅から東へ徒歩15分のところにある総合公園。海抜100メートルの地点にある展望台からは大阪が一望でき、六甲や箕面の山々、万博公園なども見ることができます。お花見シーズンになると、展望台から安場池への斜面に植えられた約300本の桜が見事。夏になると噴水広場で水遊びをする子どもたちの歓声が響きます。園内には、150メートルもある長いローラーすべり台や体育館、展望台、青少年団体を対象にした野外炊さんコーナーなどもあります。展望台付近に無料駐車場あり。

住　所：豊中市新千里東町3丁目9

人気のカフェがある千里南公園

阪急千里線「南千里」駅のすぐ北側に広がる『千里南公園』。牛ヶ首池の周りに木々の間を抜ける遊歩道が設置され、人気の散歩コース・ジョギングコースにもなっています。（1周約1km）池の西側に2019年にオープンしたカフェ『bird tree（バードツリー）』は、大きな窓から公園の緑が見える人気のスポット。（公募型プロポーザル方式で選定された民間事業者が運営しています。）店内95席、テラス60席があり、ランチの他、ディナーも楽しめます。牛ヶ首池は、釣り人に人気。池の北側にある管理事務所では、釣り道具、餌のレンタル・販売も行っていて、手ぶらで釣りを楽しむことができます。公園北側の広場（円形広場）は、子供連れのファミリーに人気の場所。かけっこなどに興じる子どもたちの姿が見られます。その他、玉石を敷き詰めた健康歩道「フムトラーク」では、素足で歩くと、足裏のツボを刺激することができます。健康器具も設置され、腰を伸ばしたり、腹筋を鍛えたりでき、お散歩の途中の利用におすすめ。また小林一茶、与謝野晶子、松尾芭蕉など合計16基の石碑があり、自由に拓本採集をすることもできます。

住　所：吹田市津雲台1丁目3
（2020年4月21日追加）

「太陽の塔」が象徴的な万博記念公園

1970年に開催された「日本万国博覧会（大阪万博）」の跡地を整備した公園です。「大阪万博」のメイン会場であり、総面積は約260ヘクタール（甲子園球場約65個分）。全国的にも有名なスポットとして親しまれている、文化・スポーツ・レジャー施設も兼ね備える緑に包まれた文化公園です。広大な園内には、公園のシンボルである岡本太郎作の「太陽の塔」などがある「自然文化園」や、約26ヘクタールもの広大な敷地に広がる「日本庭園」などの緑溢れるゾーンに加え、万博のパビリオンだった「大阪日本民芸館」、民族学・文化人類学の資料を展示する「国立民族学博物館」など文化施設も充実しています。さらにはJリーグ・ガンバ大阪のホームグラウンド「市立吹田サッカースタジアム」もあるなど、一日中楽しめる充実のラインナップとなっています。また、大阪府内でも有名な桜の名所でもあり、「日本さくら名所100選」にも選出。他にも四季折々の花々が植えられており、季節の移り変わりを肌で感じることができます。公園内の会場でライブやコンサートが開催されることも。大阪モノレール「万博記念公園」駅からは徒歩5分、「公園東口」駅からは徒歩15分でアクセスできます。

住　所：大阪府吹田市千里万博公園１丁目１番
（2020年11月7日追加）

池と竹林があり自然豊かな桃山公園

北大阪急行「桃山台」駅から徒歩2分、新御堂筋沿いに立地する公園。春日大池を中心に1周1キロの遊歩道があり、ウォーキングコースとして人気。遊歩道を歩いていても新御堂筋の存在を感じないほど静かで、春には桜、秋には紅葉など、四季折々の自然が感じられる公園です。春日大池の水面を泳ぐカモやアヒルを間近で見ることのできる小屋タイプの休憩所のほか、足つぼを刺激する玉石を敷き詰めた約22メートルの健康歩道や、懸垂ができる高めの鉄棒、腰のストレッチなどの健康遊具もあります。桃山公園には、かつてタケノコが名産であった千里丘陵の竹林が残されており、1989（平成元）年に大阪府が選定した大阪みどりの百選に「千里の竹林」として選ばれました。その記念碑も竹林のそばに建てられています。この竹林は、2004（平成16）年から、ボランティアグループ「千里竹の会」と吹田市により、間伐などの維持管理がされています。子どもたちが遊ぶ遊具はありませんが、御堂筋を挟んで反対側にある「桃山台スポーツグラウンド」には、野球グラウンドやテニスコートのほか、小規模な遊具が設置されており、公園から陸橋で渡ることもできます。

住　所：吹田市桃山台2丁目10番
（2021年2月18日追加）

運が良ければカワセミが見られる！佐竹公園

阪急千里線「南千里」駅から南東へ徒歩10分、竹の子通りと佐竹台小学校の間に立地する公園。L字型のぼだい池に沿って遊歩道が整備されており、公園もL字型です。大きな広場や遊具などはなく、健康遊具が点在する程度（腹筋ベンチ・パラレルハンガー・ツイスト）。池にいる亀や鯉を眺めたり、散歩を楽しんだり、ゆったり過ごしたい人向けの公園。駐車場はなく、遠方から多くの人が訪れる公園というよりは、地域の人々の憩いの場といった印象。ジョギングやウォーキングにぴったりです。桜やあじさい、ボランティアの方々植える季節の花を楽しめるほか、ぼだい池には蓮が植えられており、初夏〜夏には立派な花をつけます。ぼだい池には小さな橋が架けられており、その橋から水面に咲く花を間近で観察できるのも魅力。木々の種類も豊富で、一部メタセコイアの並木道があり、紅葉シーズンはレンガ色に美しく染まります。バードウォッチングを楽しむ人が多いのは、水辺に生える樹木の茂みにカワセミがやってくるから。運が良ければ、採餌するカワセミを見ることができるかもしれません。

住　所：吹田市佐竹台3丁目4番
（2022年10月26日追加）

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