千里ニュータウンの歴史
吹田市・豊中市の2 つの市域をまたぎ、約1,160ヘクタールの面積におよぶ千里ニュータウンの開発は、その後の日本のニュータウン開発に大きな影響を与えました。住民がそれぞれの暮らしを楽しみ、さまざまな地域活動や市民活動を通して成長していった千里ニュータウンも、街びらきから55年以上が経過。少子・高齢化の進展、建物の老朽化など、さまざまな課題がみられるようになったいま、地域が一体となって新しいまちづくりに取り組んでいます。
開発の理念
2018.03.02
吹田市、豊中市の2 つの市域をまたぐ千里ニュータウンの面積は約1,160ヘクタール。日本初の大規模都市計画であり、新住法「新住宅市街地開発法」を初めて適用した千里ニュータウンの開発は、その後の日本のニュータウン開発に大きな影響を与えました。また、総面積の約21%を公園や緑地にしたことから、緑豊かなすばらしい景観も誕生し、同時期に開催された大阪万博をきっかけに世界的に有名になりました。高度経済成長とともに、夢のような街・千里ニュータウンができあがっていったのです。
千里ニュータウンの現在
2018.03.04
住民がそれぞれの暮らしを楽しみ、さまざまな地域活動や市民活動を通して成長していった千里ニュータウンも、街びらきから55年以上が経過。少子・高齢化の進展、建物の老朽化など、さまざまな課題がみられるようになりました。しかし、街の再生にもいち早く取り組んだ千里ニュータウンでは、老朽化した団地の建て替えや民間マンションの建設が進み、人口や児童数はわずかながらも増加。再生のための4 つの理念を掲げ、地域一体となって新しいまちづくりに取り組んでいます。
進む駅前の再開発
2019.03.07
これまで千里ニュータウンの玄関口である千里中央駅前で、街の顔として大きな役割を果たしてきた商業施設『セルシー』『千里阪急』は、開業から約40年の時を経て施設老朽化・耐震化問題などの課題が浮き彫りとなり、更新の必要性が生まれました。
2000年代以降千里ニュータウン全体で建物の更新・再開発が進んでいる中で、千里中央駅前の10万㎡に及ぶ商業施設の大開発は、新たな街づくりの重要なパーツとして注目を集めています。
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希望や条件にあう豊中市の土地を探すなら株式会社ウィル。吹田市の土地を探すなら千里土地株式会社のホームページがおすすめです。独自の地域ネットワークがある2社は、土地探しに関する情報やノウハウが豊富にあります。
千里中央駅周辺にはセルシー、せんちゅうパル、千里阪急などの商業施設が集まっているため、多くの人が買い物に訪れ賑わっています。また、千里中央駅と北千里駅前に小さいながらも充実した図書館があるのもポイントです。
千里ニュータウンの街路には、歩行者専用道と車道を分離した「歩車分離システム」が敷かれているため、住民にとって安心・安全な環境です。ウォーキングやジョギングが気軽に楽しめるため、住民の健康促進にも役立っています。